フローズン・リバー

フローズン・リバー

続いての作品は一転して大真面目な

「フローズン・リバー」です

評価:(90/100点) – 「母は強し」は万国共通。


【あらすじ】

舞台はカナダとの国境沿いの田舎町、レイ・エディの夫はクリスマス直前に貯金を持って蒸発してしまう。二人の息子とともに残されたレイは夫を捜しに賭博ビンゴ場を訪ね、そこでまさにインディアンの女性が夫の車を盗む所を目撃する。追いかけたレイは、その犯人・モホーク族のライラと出会う。彼女は姑に奪われた我が子を引き取って暮らすために大金が必要であった。そのためカナダからの密入国者の運び屋をしており運転席からの操作で後ろのトランクを開けられる車を探していたと言う。
車の譲渡を断ったレイに、ライラは密入国の手伝いと報酬山分けを提案する。どうしても金を工面する必要があったレイはこれに同意する。こうしてライラとレイの犯罪家業が始まった。カナダとのルートは冬にしか現れない「凍った川(フローズン・リバー)」。両端には治外法権のインディアン保留地。それは絶対安全な金稼ぎであるはずだった、、、。

【三幕構成】

第1幕 -> 夫の蒸発と長男との確執
 ※第1ターニングポイント -> レイがライラと出会う。
第2幕 -> 密入国家業
 ※第2ターニングポイント -> レイが「最後の仕事」を提案する。
第3幕 -> 最後の国境越え。


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【感想】

本作は二年前のサンダンス映画祭のグランプリ作品です。サンダンスといえば言わずと知れた世界最高クラスのインディ映画祭りです。やはりグランプリ作品は伊達ではなく、本作も主要登場人物がわずかに4人のミニマムな構成でありながら、これ以上無いほどの情緒と圧力を観客に叩き込んできます。
日本では二年前に配給会社がつかずDVDスルーも怪しかった所をアステアが拾ったようですが、素晴らしいことをしてくれました。大正解です。
こんな良作を公開しないとかありえないですよ、本当。

本作の肝

この映画は「田舎で女性が不幸になる話」の極北です。本作の肝は「母は強し」につきます。全部で三組の母子が出てきますが、三組とも全て子供のために必死です。特にレイとライラはほとんど絶望的な状況下から、必死でがむしゃらに家庭を立て直そうとします。
そして母に不満を持ちながらも、やはり自分なりに家庭を支えようとする長男。その家族のもがきの全てが最高潮に盛り上がったクリスマスに事件が起きます。悲惨で救いが無いように見えながらも、本作の最後の瞬間・最後のカットに写るちょっとした希望が、得も言われぬ感情を呼び起こさせます。これぞまさしく「映画的な感動」です。
メリッサ・レオの疲れた顔の中で唯一ギラギラ光る目が印象的で、本当にすばらしい演技をしています。ミスティ・アップハムは、、、この人は何やっても”デブキャラ”で終わっちゃうので何とも言えません。でもメリッサに引っ張られたのか中々の演技を見せます。
ちょっと苦言を呈する部分が見つからないような最高レベルのフィルムです。完全に単館映画ですが、渋谷まで足を運べる方は必見の作品です。是非、映画館で引き込まれてください。
余談ですが、渋谷のシネマライズは床が特徴的で、一番後ろから前5列目ぐらいまで急に下ったあと、前の方は逆傾斜でちょっと昇ります。なので一番前で見てもイス自体が上を向いてるので首が痛くなりません。シネマライズは土地柄なのか何時行っても煎餅食ったり携帯いじってるマナー悪い人が多いので、是非一番前で見るのをオススメします!!!

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パーフェクト・ゲッタウェイ

パーフェクト・ゲッタウェイ

先週観て書き逃してました。

「パーフェクト・ゲッタウェイ」です。

評価:(60/100点) – スゴい変な映画だけど、テンションが上がる!


【あらすじ】

クリフとシドニーはハワイでの新婚旅行中に、ホノルルで別の新婚夫婦が殺された事件を耳にする。そして犯人は2人組のカップルらしい。不安に思う二人の前に2組の不振なカップルが現れる。果たして彼らのどちらかが犯人なのだろうか?不安に思いつつも、二人は離れ海岸へのハイキングを行う、、、。


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【感想】

とても変テコな映画です。サスペンスなのであまり詳しく書けないのですが、あきらかに「第一幕&第二幕」と「第三幕」で内容が違います。第2ターニングポイントである「離れ海岸への到着」を機に、物語の構造自体が変わってしまい、第三幕はテンションのみで無理矢理押し切ります。非常に安易な例えをするならば、「火曜サスペンスで大物が出てたら犯人」というお約束です。まぁ本作もポスター見た瞬間にネームバリューで犯人が分かるんですが(笑)
アイデア一発の出落ちレンタルビデオでも十分ではあります。しかしラスト30分はバカ映画としてかなり良い水準にあります。
オススメです!

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サバイバル・フィールド

サバイバル・フィールド

12月の1本目は「サバイバル・フィールド」にしてみました。

シアターNは水曜日が男も女も1000円で良いですね。レディースデーって男女差別っすよ。

評価:(40/100点) – 「ゲーム世代の殺戮サバイバルホラー」のキャッチコピーに嘘はない!


【あらすじ】

若い男女8人は「ペイントボールゲーム(=日本ではサバイバルゲーム)」に参加する。チームに分かれて旗印を取り合う陣取り合戦だが、その最中スナイパーのクローディアが実弾での狙撃を受け死亡する。果たして相手チームの罠なのか?疑心暗鬼が広がる中、リーダーのデビッドは生き残るべくエゴを剥き出しにしていく、、、。

【三幕構成】

第1幕 -> 舞台とキャラの紹介。
 ※第1ターニングポイント ->クローディアが射殺される。
第2幕 -> 生き残りをかけた戦い
 ※第2ターニングポイント -> アンナが無線機を拾う
第3幕 -> 解決編。またはアンナvsハンター。


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【感想】

え~最近女性向け映画が続いてたんでイカした映画が見たくなりまして、サバイバル・フィールドを見てきました。実は昨日イングロリアス・バスターズの2回目にも行ったりしてるんですが、まぁそれはそれで(苦笑。
肝心のサバイバル・フィールドについてですが、これがビックリすることにいろいろとがっかりする映画でした。がっかりポイントは大きく2点ありますが、両方ともがまさしく「ゲーム世代」という言葉にぴったりのポイントです。

■ がっかりポイント1:残虐描写を隠すことによる罪悪感の欠如

本作は超簡単にいうと「サバゲー版賭博黙示録カイジ」です。もちろんくだらない劇場版のほうではなく漫画のカイジです。基本プロットは、「金持ちが外野でモニター越しに現場の様子を楽しんでいて力の執行者(=殺し屋)を雇ってイベントを開催している」という、それだけのことなんです。でも本作でハンターが殺しを行う現場は例外なく「サーマルゴーグル越し」の映像となっています。人が死ぬシーンが本当にゲームみたいで、そこには殺しの罪悪感はありません。目をそらしたくなる描写もありません。
「敵にやられた」というレベルの出来事にしか見えません。だから最も悪意性の強いはずの「外野で楽しんでる金持ち連中」がまったく悪く描かれていないんです。ここは納得いきません。だって本来なら人殺しを見せ物にしてる最低最悪な奴らのはずなのに、終盤はむしろ良い奴にすら見えてしまうんです。ちょっとどうかと思います。

■ がっかりポイント2:ゲーム世代は攻略本が必須

ゲーム世代には攻略本や改造が欠かせませんw
ということで、最終盤、第三幕でアンナはこともあろうに主催者と無線で交信して完璧な助言を受けます。これがゲームなら攻略本っていうよりチートのレベルです。審判と結託してるようなものですから。
せっかくのサバイバルゲームでかつパズル的な要素もちょっと入ってるにもかかわらず、解決法は全部教えてくれちゃうんです。これじゃ意味ないというかハラハラ出来ません。そりゃ主催者が助言してくれたら勝つに決まってますよ。

【まとめ】

看板に偽りなし。まさに「ゲーム世代の殺戮サバイバルホラー」そのものです。ただし悪いほうにテレビゲームっぽかったですけど、、、(苦笑
ということで、バトルフィールドとかHALOみたいなゲームを想像した方にはまったくオススメ出来ません。どちらかというとプレデターのようなモンスターパニックものとして見た方が良いかもしれません。それでも少々説得力に欠けます。限りなく凡作に近い佳作ですね。映画館で見るのは厳しいかもしれませんが、是非DVDででも見てみてください。アルコールが入っていれば、そこそこ楽しめそうです。
ということで、本作は自宅でくつろぎながらDVDで適当に流し見するのがオススメです!

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THE WAVE

THE WAVE

2008年のドイツNo.1ヒット映画「THE WAVE (Die Welle)」を見てきました。
評価:(75/100点) -簡潔にまとめた「集団の隆盛」


<あらすじ>
短大出の体育教師ライナー・ヴェンゲルは、社会科の一週間実習で「独裁」のクラスを受け持つことになる。彼は一週間を使って生徒たちに自分への敬意とクラスの連帯感を持つよう洗脳を施していく。しかし、この「ヴェルレ(波)」と名付けられたクラスは、授業の枠を飛び越えて組織的な行動を起こすようになっていった、、、。
<三幕構成>
第1幕 -> 生徒の日常とヴェンゲルの鬱屈。
 ※第1ターニングポイント -> 独裁の授業にて実習を開始する。
第2幕 -> 「ヴェルレ」の成立とエスカレートする行動
 ※第2ターニングポイント -> 金曜の水球大会での乱闘騒ぎ
第3幕 -> 土曜日の「ヴェルレ」最後の集会


<感想>
非常にスリリングで非常に楽しめるすばらしい作品です。わずか100分で、ある無邪気な集団が誕生してからそれが拡大して危険性を帯びるまでを描ききっています。
■ 本作の概要
本作はドイツ映画で独裁を扱うというチャレンジを行っています。世界中の人がドイツと独裁という単語でナチスを思い浮かべるでしょう。本作はその起こりから栄えるまでを非常に簡潔に描いています。
冒頭、同じ学年という以外ろくに接点の無い子供たちが、「ハイル・ヴェンゲル」という忠誠の言葉と「行進(=行動の一体化)」や「制服(=衣装の統一)」を通じて、連帯意識を高めていきます。そしてその「裏切らない仲間」は人間関係に悩みを持つ子供たちにとってかけがえの無い存在になっていきます。いつしかその組織自体にアイデンティティを求めるようになり、それを誇示し、それを維持するために躍起になり、行動はどんどんエスカレートしていきます。そして解散を告げられた日、ついにはそのアイデンティティ・クライシスに耐えきれずに自殺する人間が出てきます。
■ 「ヴェルレ」という組織
「独裁(Autocracy)」という単語を使用していますが、この「ヴェルレ」においては指導者としてのヴェンゲル先生とは無関係に生徒たちが自発的に暴走していきます。その意味では「カルト宗教」や「秘密結社」と思って見た方がわかりやすいかもしれません。「仲間はずれになりたくない」というごく自然な心理が次第に強烈なアイデンティティと行動力を伴って暴走していく点に本作の怖さがあります。さくっと100分にまとめるためにだいぶ省略はされていますが、おそらく誰しもが「どこからヴェルレが危険集団になったのか?」と聞かれると戸惑うと思います。理論的な段階を踏んで、単なるお遊びクラスが危険集団にゆっくりとモーフィングされていくからです。ですから、本作でヴェルレ内部から問題提起は起こりません。唯一最終盤でマルコから異論が出ますが、彼も「恋人・カロを殴ってしまったことでふと目が覚めた」という描写がなされます。活動が短期間ということもありますが、いわゆる内ゲバのような内部抗争はおこらずに一枚岩の組織を貫きます。そしてこの集団に率先して心酔していくのがティムです。
ティムは家庭の事情とその性格から、友達がほとんどいない「クラスで浮いた存在」として描かれます。そしてだからこそ、最も集団に心酔し、自主的に取り込まれ、そして解散の際に発狂します。これはまったく特殊なことではありません。こういった集団では当たり前に起こりうることです。本作のおもしろさは、突拍子もない展開を混ぜながらも、しかし根底の流れはまったく自然であることです。実際にあってもおかしくないと思えるだけの理詰めがきちんとなされています。それがより一層、人間の理性や価値観の脆さを際立たせています。
■ Autocracy(独裁or専制)について
金曜日の授業で、ヴェンゲルは生徒たちにヴェルレについての意見レポートを書かせます。そこには画一的であることの安心と連帯と、そして強い帰属意識が記されています。すなわちこの危険集団に所属する子供たちは、確実に幸せを感じているんです。これが本作の鍵となる部分です。彼らのコミュニティは少なくとも内部に居る限り居心地がよく安全です。だから、彼らにとってAutocracyは全く悪ではありません。おそらく一般論としても「Autocracyは悪か?」という問いは皆さん困ると思います。「周りに迷惑をかけなければ、本人が幸せなら別に良いのでは?」と思わせられます。落書き等の犯罪行為を行いながらも、本作でヴェルレは悪としては描かれていません。とても怖い話です。
<まとめ>
とてもよく練られている構成で文句のつけようもありません。独裁・選民集団というテーマをものすごく簡略化してわかりやすくまとめています。
是非、皆さんも劇場で見てください。可能であれば高校の倫理の授業か何かで流すと大変おもしろいと思います。果たして日本の学生は集団にアイデンティティを求めるんでしょうか?引きこもりが多い点からも集団に帰属しない気もしますが(笑)、反応はとても興味深いです。
ということで、オススメです。良作なので公開館数増やしてください!

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グッド・バッド・ウィアード

グッド・バッド・ウィアード

映画の日で安かったんで、レイトで「グッド・バッド・ウィアード」を見ました。
評価:(70/100点) – 楽しいけど、けどね、、、、。


あらすじ

る殺し屋が宝の地図を手に入れる仕事を引き受ける。一方、ケチな泥棒はひょんなことからその宝の地図を手に入れてしまう。こうして「殺し屋」と「泥棒」とそれを狙う「賞金稼ぎ」の追いかけっこが始まった。気がする。

感想

国映画ってあんまり見ないんですけど、ある意味レベル高いな~と素直に感心しました。っと取りあえず褒めるところから始めます。後半は悪口になりますので、好きな方は前半だけでやめといてください。
ず第一に「グッド・バッド・ウィアード」で褒めるべき点は、そのアメリカナイズされまくったエンタメ感です。これ、おそらく俳優の顔にモザイクかけて上映すればみんなハリウッド映画だと勘違いすると思います。特にドンパチの多さとアクションシーンの作りの強度は抜群で、本当に良い「バカ映画」に仕上がっています。まぁこのドンパチを後半でボロカス叩きますが、それはそれ。爽快感は残りますし、仕事帰りの適度に疲れた脳味噌で見るにはうってつけです。
者陣ではソン・ガンホがいいですね。ファンには怒られるかもしれませんが、出てくるだけで笑える「バカっぽさ」は間寛平レベルです。存在感抜群。ネットで画像検索すると普段の真面目そうな顔ばっかり出てきますが、コメディ・レリーフとしてもっと活躍してほしいです。
一方のイ・ビョンホンですが、なかなか良いけどイマイチ。この中途半端な評価の原因は、その「ジョニー・デップ感」です。良くも悪くも、演じ方がジョニー・デップなんです。具体的には「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキャプテン・ジャック=スパロウと「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」のスウィニー=トッドです。ちょっと斜視で、いつも遠くを見てる感じで、無表情で人を殺せるタイプ。なんちゅうか超ステレオタイプな「ジョニー・デップ、マッドver.」で、ちょっと大丈夫かと思うくらいです。物まね紅白歌合戦状態。下手じゃないから貶しづらいですが、演技指導で「ジョニー・デップでお願いします」とか言われたんでしょうか?
最後のチョン・ウソンは一カ所見せ場がありますが、活躍の割に印象が薄いです。途中から仲村トオルにしか見えませんでした。残念。そしてチョン・ウソンと仲村トオルのファンの方々、すみません。
でも役者陣は基本的にすばらしいです。言葉がわかんないからかもしれませんが、かなりイけてます。
以上、褒め終了。ここからはちょっとテンションあげます。韓流ファンの方はページを閉じてください、マジで。


まず大前提としてこの映画を私は結構好きです。少なくとも今年公開された数多ある邦画と比べてもかなり上位に入ります。が、、、、が、、、、どうしても奥歯に物が挟まるのはひとえに以下の二点に依ります。
1) 政治的要素が強すぎる。しかも不快なレベル。
2) 「続・夕陽のガンマン」のリメイクorインスパイア作品と謳っている。

1)は言わずもがな。ほとんどギャグのレベルで中国or日本に対するしつこい対抗心がむき出しです。難しいのは、日本人の僕が見て不快なシーンもたぶん韓国人は大喜びで見てるんだろうなというこの文化ギャップ。自分は比較的に寛容な方だと思いますが、日本人の大群の中をチョン・ウソンがライフル銃片手に馬で逆送して皆殺しにする所とか、、、、、何だかね。
こういうドメスティック(=その国・土地特有のもの)なシーンを入れると、国際的なマーケットで売りづらくなるのは当たり前。そりゃ日本で受けないわ。映画としては面白いのにもったいないって言うか、それでも入れるところが韓国っぽいっていうか、、、、、ね。
2)は1)以上に、怒ってます、私。噴飯ものとはまさにこのこと。ご飯ブハって噴きますよ。「続・夕陽のガンマン」っていうのは言わずもがなですが、監督セルジオ・レオーネ、主演クリント・イーストウッド、音楽エンニォ・モリコーネのスリートップが送るマカロニ・ウエスタンの超金字塔です。
まず思うのが、「マカロニ・ウエスタン舐めてるのかワレ」ってこと。このキム・ジウン監督はマカロニ・ウエスタンを「なんか渋めの男がドンパチやって、ドンパチやって、酒飲んで、ドンパチやる話でしょ」とか思ってるのでしょうか?
ち・が・う・か・ら!
マカロニ・ウエスタンは乱暴に言うと「売れなかったアメリカの俳優とイタリアン監督が予算の関係で旧ユーゴの砂漠とかで撮影した、主流からはほど遠いカウンターカルチャーとしてのヘンテコ西部劇」なんですよ!要は主流派に対する反骨精神。そして、当時終わりかけていた「古き良きアメリカ純正西部劇」に対する劇薬なんです。ドンパチだけでは断じてない。この「グッド・バッド・ウィアード」を「続・夕陽のガンマン」のオマージュとして作るなら、何故韓国人の国際的な立ち位置を最大限利用しないのか!細かいことは政治的になるので控えますが、キミら韓国人の立ち位置はまさに反骨精神を出せる位置だろ!
おじさんガッカリです。こう言うの見ると、口はでかいのに韓国人の意識はまだだいぶ低いなと。

最後に

ちょっと長くなりましたが、この映画、私的には良作です。
ただ、DVDで見ても面白くないかな。大画面でちょっと頭を空っぽにして見るのが良いでしょう。
ということで、暇と小遣いがある人は是非行ってください。
見終わったら、是非お近くのレンタル屋で「続・夕陽のガンマン」も見てね。

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