最後の忠臣蔵

最後の忠臣蔵

本日は1本、

最後の忠臣蔵」を観てみました。

評価:(60/100点) – 真っ当な作りだけど、面白いかは別問題。


【あらすじ】

赤穂四十七士の最後の生き残り・寺坂吉右衛門は遺族達を訪ねて生活の支援をしていた。16年を掛けて全ての遺族を訪ね終えた吉右衛門は、四十七士の十七回忌の法要のため京都の進藤長保の元を訪れる。その道中、彼はかつて討ち入り前夜に逐電(=脱走)した瀬尾孫左衛門によく似た人物を見かける、、、。


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【感想】

本日は一本、「最後の忠臣蔵」です。お客さんはお年寄りが中心でしたが、あまり入っていませんでした。原作は池宮彰一郎で、一度NHKで連続ドラマになっています。私は原作、ドラマ共に未見でした。
本作の話の内容自体は予告で全て語られます。なので、予告編を見れば十分です。オススメDEATH!!!!。




で終わるのもなんなので、ちょっとだけ書きますw
劇中繰り返し出てくる「曽根崎心中」があんまり関係無いとか、キャラも話も薄すぎるとかいう嫌いはあるのですが、全体的には結構よく出来ていると思います。ただ、良く出来ているといってもそれは「告白」的な意味で良く出来ているという感じです。どういうことかというと、それはあくまでも演出的な格好良さ・大作感が前面に出ているだけということです。
この話は世間から臆病者と罵られながらも生き抜いてきた孫左衛門の忠義の話であり、それには明確に「可音をしかるべき家に嫁がせる」というゴールが設定されているわけです。そしてこのゴールへの回答は、開始20分くらいに豪商のお坊ちゃん・茶屋修一郎が一目惚れする事で示されるわけです。後は「可音が嫁ぐ気になるかどうか」と「孫左衛門が隠している秘密とは?」という2点で1時間を引っ張ります。
後者については、予告の時点から散々見せられていますのでもはや引っ張りにはなりません。「だって内蔵助の隠し子でしょ?」というのは映画を見に来た全員が知っている事です。そして前者については、ものすごくあっさりと解決されてしまいます。映画の時間にして約3分。孫左衛門が可音とちょっと喋って終わりです。なので、この映画は非常に予定調和的に話が進んでいきます。そこには驚きや興奮はありません。私たちが予告を見て想像したまさにそのことが、たっぷりと間をとった演出でゆったりと語られます。
ですから、良い映画かどうかと聞かれれば「かなりまともな映画ですよ」と答えますが、「面白いですか?」と聞かれたら、、、、、お察し下さいw
元からしてそこまで盛り上げづらい題材ではあります。せめて討ち入りの回想をもっと豪華にするとか、所々で吉右衛門と孫左衛門の過去エピソードを入れるとかいう工夫があれば、もうちょい話の推進力を保てたかなと思います。
もちろん桜庭ななみが好きで好きでしょうがなかったりですとか、役所広司が好きで好きでしょうがないといった事情があれば興味も続くかとは思いますが、後半は結構睡魔との戦いでした。
チェックして置くに越したことは無い作品ですが、前夜にはたっぷり休息とカフェインを取って見に行くのがオススメです!!!

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