コメントいただいた方、すみません。2010年極私的ワースト20をほったらかしてリメイク版三国演義に没頭しておりましたw なにせ前半の赤壁の戦いまでで40時間もあるもんで、、、、、さーせん。
ということで、当ブログの本分、「そんなもん見なきゃ良いだけジャン」な選りすぐりの映画20本を発表いたします。ちなみに、特に後半は明らかな地雷は回避したため若干ヌルい順位となっていますw 「ゴースト もういちど抱きしめたい」とか「SPACE BATTLESHIP ヤマト」などを見に行かれた勇敢な戦士達に全力で敬礼しつつ、それでは行ってみましょう!!!!
※余談ですが私の持論として、同じ駄作でも「笑える駄作」と「怒りを呼ぶ駄作」があると思っています。以下紹介欄でマークを分けていますので、DVDをレンタルする際は「笑える駄作」を選んで酒を飲みながら見ると楽しめると思いますw
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第20位
原題 –
監督 松田秀知
出演 米倉涼子/筧利夫/笹野高史/塚地武雅/高知東生
なんと上半期ワースト3位から大幅にジャンプアップ!!!/最近お酒を飲みながらDVDで見返したら最高に爆笑できました。ここまでブサイクでここまで破天荒で、そしてここまで頭をつかっていないサスペンスは他にない!!! パーティにオススメな一作です。
第19位
原題 The Last Airbender
監督 M・ナイト・シャマラン
出演 ノア・リンガー/デーヴ・パテール/ニコラ・ベルツ/クリフ・カーティス
ただただつまらないけれど、話があるだけまだましw ただしまったくオススメはしません。シャマランは続編を撮る気マンマンみたいですが、正気でしょうか?
第18位
原題 Paranormal Activity
監督 オーレン・ペリ
出演 ケイティ・フェザーストーン/ミカ・スロート
「パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT」が工夫していただけに余計腹が立つ。/怖がらせる事だけを目的とした映画なのにまったく怖くないのは、もうどうしようもない。
第17位
原題 –
監督 磯村一路
出演 北川景子/岡田将生/大塚寧々
ただただ北川景子がしかめっ面をするだけの話。ただ、ラストでちゃんとグロっぽい画面を見せたことだけは好感が持てる。でもつまんない。
第16位
原題 Killers
監督 ロバート・ルケティック
出演 アシュトン・カッチャー/キャサリン・ハイグル
半径2メートルぐらいで展開される安っぽいサスペンス。コメディとしての出来も悪いし、役者も適当に演じている。ちょっと度肝を抜かれるぐらい下らない。
第15位
原題 –
監督 宇恵和昭
出演 井上真央/ジョナサン・シェア
自己満足だけを追い求めるいけ好かない女の自慢話。ただしお酒が入ればこれほど面白い観察対象は無いw ニヤニヤしながら生暖かく見ましょう。
第14位
原題 –
監督 トラン・アン・ユン
出演 松山ケンイチ/菊地凛子/水原希子
きれい気な映像だけで130分を乗り切れるわけがない。全体にただよう「良い映画を作ってやったぜ!」みたいな雰囲気に心底腹が立つ。
第13位
原題 –
監督 李相日
出演 妻夫木聡/深津絵里/岡田将生
「どうせキネマ旬報あたりが持ち上げるんでしょ」と思っていたら本当に「作品賞 日本映画1位」にしてきて失笑。だいたい「一見すると悪人に見える人にだって振れ幅があるはずだ」ってテーマなのに、増尾圭吾を類型的な悪として描いた時点で作り手の観客を舐めた姿勢が見える。
第12位
原題 –
監督 尾崎将也
出演 宇野実彩子/川野直輝
観客を舐めるというのはこういうことだ! 怒り度で言えばもっと上位に来てもいいけど、あんまり見た人も居ないだろうからどうでもいいかな、別に。
第11位
原題 –
監督 小泉徳宏
出演 蒼井優/鈴木京香/竹内結子/田中麗奈/仲間由紀恵/広末涼子
「女は子供産んでればいいんじゃないの?」というメッセージを資生堂が発した意欲作。キサマは日本全国の女性を敵にまわした!!!さすがにメイン顧客に喧嘩を売るこのメッセージのやばさに気付いたのか、DVDの宣伝は超控えめw
第10位
原題 –
監督 廣木隆一
出演 岡田将生/蒼井優
時代劇の面の皮をかぶった携帯小説レベルのメンヘラ恋愛映画。もう勝手にやっててくれ。
第9位
原題 –
監督 中田秀夫
出演 藤原竜也/綾瀬はるか/石原さとみ
商業作家になるって大変だな~としみじみ思う。ソリッド・シチュエーション・スリラーって本当に難しいと認識させられる一作。あまりにもずさんで、あまりにも整合性が無い。アイデアの無い「ソリッド~」にはもはや何の価値もない。
第8位
原題 –
監督 ハンス・カノーザ
出演 堀北真希/松山ケンイチ/手越祐也/アントン・イェルチン
「誰もおまえなんかにキスしねぇよ」と突っ込みたくなるほど堀北真希がブサイクに撮れた奇跡の一作。何故か日本人キャストがカタコトの日本語でしゃべるという謎の演出に心底ゲンナリする。
第7位
原題 –
監督 江川達也
出演 石田卓也/芦名星/木村佳乃
木村佳乃の熱演が痛々しすぎて涙を誘う(苦笑)。どんな役でも全力を出す姿勢はとても素晴らしい。
第6位
原題 –
監督 篠崎誠
出演 木村多江/窪塚洋介/福士誠治
馬鹿な女が調子に乗るだけで130分持つと思ったプロデューサーが悪い。せっかく窪塚”フライング・マン”洋介を使ったのにこの体たらく。
第5位
原題 –
監督 土井裕泰
出演 新垣結衣/生田斗真
企画とストーリーのブサイクさではピカイチな作品。マジで得した人がいない。赤坂不動産さん、公共の電波を使って大プッシュしたのに爆死したそうでご愁傷様です。
第3位
原題 –
監督 中島信也
出演 とんねるず/DJ OZMA/黒木メイサ
制作者の態度としては間違いなく最低な映画。内輪ノリだけで映画を作ろうと思う神経が信じられない。
第2位
原題 –
監督 本広克行
出演 織田裕二/深津絵里/小泉今日子
なんと言っても織田裕二の伝説に残る「杭打ち」シーンが印象的です。全編突っ込み所の嵐なので、飲み会の話題には最適! ホームパーティのお供に是非。
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ということで、「極私的”それはどうなん?”映画」のトップは「大奥」です。もうフォローのしようがありません。そもそもからしてジャニーズファンを当て込んだテレビ屋映画で二宮君に下ネタを連発させてファンが喜ぶのかって話もありますし、柴咲コウの下ネタでどの男が喜ぶんだって話です。振り返ってみますと、ワースト3は全部テレビ屋映画で、あとは素人監督やら事務所映画やらで、企画段階からして不真面目な作品が並びます。もうね、、、、全部記憶から消したいw
そして面白いのが、ダメ映画が夏休み後半に固まっているという傾向。
早くも「僕と妻の1778の物語」という核地雷を見に行ってませんが(苦笑)、2011年はちょっとあからさまな地雷は回避しようかと思っています。ネタになるぐらいの駄目な映画ならいいんですが、本当にゲンナリする映画は何ともしようがありません。
とかいいつつどうせ見に行くんですけどね、性懲りもなく^^;
ワースト3を作った製作者たちは反省すべき
でも作り続けるんでしょうね・・・
日本映画ばっかり…