抱きたいカンケイ

抱きたいカンケイ

映画の日の2本目は

「抱きたいカンケイ」です。

評価:(60/100点) – アラサーでアイドルやってもよかですか?


【あらすじ】

エマは研修医。仕事にどっぷりで遊びに行く時間も無い。ある日彼女は酔った勢いで泊まっていった顔見知りのアダムと勢いで関係をもってしまう。付き合おうとするアダムに対してエマはそんな時間は無いと一周、体だけの関係なら構わないと言い放つ。一度は納得したものの結局エマに恋をしつづけるアダムと、面倒なことはお断りといいながらも徐々に魅かれていくエマ。結局2人はどうなってしまうのか、、、。


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【感想】

今月の映画の日の2本目は「抱きたいカンケイ」です。昼の回は完全満席だったので、レイトショーで見ました。1,000円の日とはいえ人が入らないでお馴染みのラブコメが満席というのは感慨深いものがあります。主演がナタリー・ポートマンとアシュトン・カッチャー。監督は「ゴーストバスターズ」「エボリューション」等のSFコメディの巨匠アイヴァン・ライトマンです。ライトマンはモンテシト・ピクチャーを作ってからはほとんどプロデューサーばかりやっていたので、本当に久々の監督作です。
ラブコメに真面目にツッコミを入れても仕方がないので触りだけ。
マサチューセッツ大学ウースター校を出た結構頭の良い医者の卵・エマは恋愛を「時間の無駄」として割り切っています。一方のアダムは等身大のダメ人間っぽい感じで登場します。父親が有名なTVの司会者で、自身は脚本家になりたくてTV制作会社でアシスタントスタッフをやっています。この2人がなんだかんだで出会って恋愛に発展するまでを映画にしています。
とまぁそんな感じですので、「そんなんあるかい!!!」みたいなご都合展開ばっかりです(苦笑)。ラブコメとして見れば本当に中の中というか、標準的な出来だと思います。ただですね、アシュトン・カッチャーのアシュトン・カッチャーらしさであったり、ナタリー・ポートマンのナタリー・ポートマンらしさみたいな、いささかカリカチュアされた特徴が良く出ていてアイドル映画としてはかなり破壊力のある作品です。
例えば、「アシュトン・カッチャーってどんな人?」と言われた場合に思い浮かべるのは「好青年」「アホの子っぽいけど素は真面目」「年上キラー」とかそういうキーワードが出てきます。それはナタリー・ポートマンも同じで、「頭よさそう」「超生真面目」「お嬢様」とかそういうキーワードが出てきます。そういういままでのキャリアやテレビ番組で付いてしまっているイメージのそのまんまをコメディとして役に当ててきてるんです。
二人とも童顔ですし、もう29歳と33歳なのにどことなく青春っぽさが出てくるのもナイスキャスティングです。
単純にナタリー・ポートマンが下世話なことをやらされてるという面白さもあるんですが、アシュトン・カッチャーもまったく期待を裏切らないサービスショットだらけですし、十分アイドル映画になっていると思います。アラサーの一線級俳優を捕まえてアイドルもないですけど(笑)。
ということで、主演俳優2人のファンであれば映画館に駆けつけつつDVDも予約した方が良いと思います。逆に言うとこの2人でピンと来ない方は絶対後悔しますので無かったことにしましょう。個人的には買いですw ここまで楽しそうなアシュトン・カッチャーはバタフライ・エフェクト以来かも知れません。

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記事の評価

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抱きたいカンケイ」への1件のフィードバック

  1. イップマン 葉門、観てきました!最高でした!
    こちらで感想みなければ観に行かなかったでしょう・・・感謝です!
    来週はトゥルーグリッド、行ってきます!

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