エリックを探して

エリックを探して

本年の初映画は

「エリックを探して」です。

評価:(55/100点) – 可もなく不可もない良い湯加減のタレント映画


【あらすじ】

エリック・ビショプは離婚歴2回の冴えない郵便配達員である。二番目の妻の連れ子2人を育てながら、今日も愛すべきマンチェスター・ユナイテッドを熱狂的に応援している。同居する息子2人は共に反抗的で、最初の妻・リリーとの間の娘・サムとは良好な関係である。
ある日、エリックは交通事故を起こしてしまい、心配した職場の仲間達はあの手この手でエリックを笑わし励まそうとする。仲間の一人・ミートボール主催の自己啓発会で、エリックは尊敬する人物に大好きなマンUのFWエリック・カントナを挙げ、彼に見守られている自分を想像する。その夜、自室のカントナのポスターに話しかけていたエリックが振り返ると、そこにはカントナが居た、、、。

【三幕構成】

第1幕 -> エリックの事故と娘。
 ※第1ターニングポイント -> カントナが現れる。
第2幕 -> カントナの助言とリリー。
 ※第2ターニングポイント -> ライアンの部屋から拳銃が見つかる
第3幕 -> オペレーション・カントナ。


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【感想】

明けましておめでとうございます。今年は釣りバカ日誌みたいな定番プログラムピクチャーが無くて寂しい限りですが、とりあえず「エリックを探して」を見て来ました。1月2日にしてはというとあれですが、結構なお客さんが入っていました。箱根駅伝を見終わった後に夕方の早い回でみたのですがちょっと映画館の人の多さにびっくりです。
肝心の作品の方ですが、本国フランスでは昨年・春公開の映画です。エリック・カントナ本人がプロデューサーに名を連ね、監督にはイギリスの名職人ケン・ローチが起用されています。正しい意味での最上級な”俺様映画”であり、さすがキング・カントナって感じの規模です。ちなみにカントナを分かりやすく説明するならば、スケールを100倍ぐらいでかくした野球の清原みたいな人ですw
カントナがプロデューサーで自身を「人生の救世主」として登場させる辺りがカントナ・ファンにはビンビン響くのですが(笑)、そういった前提が無いと結構分かりにくいかも知れません。カントナが随分男前なヒゲを生やしていたので、最初出てきたときはアビシェーク・バッチャンかと思ったりもしましたがボリウッドファンにしか伝わらなそうなので止めときますw
とまぁ布陣からして完全なタレント映画なわけですので、細かいツッコミは野暮な気がします。
前半のダメ人間エリックが徐々に自身を取り戻していくあたりはかなり微笑ましく見られますし、特にカントナと2人で川辺をジョギングするシーンは絶品です。へたれ感がビンビンのエリックのジャンプは最高に爆笑できます。ただどうしても後半、息子とギャングの話が始まった辺りから失速していきます。コメディではあるものの、どうしても適当過ぎるギャングの描き方にどうかと思う部分がかなりあります。とはいえ、完全に素人である郵便配達員達が懲らしめられるレベルを考えればある程度は仕方が無いレベルなのかなとも思います。実際問題として本作はコメディですから、あんまりシリアス方向に触れないようにするには良い湯加減だとは思います。
そういった意味では非常にお正月向きな映画ですw 適度な適当さと、適度な”良い話”感。そして2時間以下の適切な上映時間。半年遅れの公開ではありましたが、お正月公開するにはうってつけのフィルムだったと思います。
ということで、明治神宮や川崎大師に初詣に行った帰りにふらっと入るにはなかなかの選択肢だと思います。オススメします。

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