幸せの始まりは

幸せの始まりは

金曜の2本目は

「幸せの始まりは」です。

評価:(35/100点) – 標準的なラブコメ


【あらすじ】

リサは全米代表のソフトボールプレイヤーである。チームのムードメイカーであった彼女は、31歳という年齢を理由に新しいチームから外され引退を余儀なくされてしまう。生き甲斐を失ったリサは普通の女の子のように結婚して子供を産むという幸せが想像出来ずにいた。優しいけれどもプレイボーイのマニーはナショナルズのピッチャーで給料も申し分無い。しかしどうしてもすれ違いを感じてしまう。
ある日、お酒の席で友人に「アスリート以外の人と付き合いたい」と言ったことから、友人の紹介で投資会社の御曹司・ジョージと出会う。しかしジョージは会社の不正取引で裁判所に召喚されるなどトラブルまっただ中だった、、、。


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【感想】

土曜の2本目は「幸せの始まりは」です。最新あまり人気のないラブコメジャンルなので、本作もあまりお客さんが入っていませんでした。中高年の夫婦・カップルが中心で、若い人はほぼ私のみというような客層でした。監督は「愛と追憶の日々」でアカデミーを獲ったほぼラブコメ専門家ジェームズ・L・ブルックスです。
あんまり書くこと無い類の映画なのでさらっと流しますw 本作は主人公的な女性リサが「人生絶頂の金持ちプレイボーイ」と「人生どん底でs財産を失った真面目な好中年」の間で揺れ動きます。言うなれば「真面目さとお金のどっちを選ぶ?」という昔ながらのストーリーです。でまぁ、それを道徳的な手続きで描いていくわけです。全然問題ない内容です。つまらなくもなく、でも面白くもなく(苦笑)。
ただ本作を見ていると少し物足りなさを感じるのは確かです。というのも、本作の大部分が雰囲気のみで過ぎていくからです。リサが自分勝手過ぎるというのもあるんですが、あまりにもジョージに降りかかる災難が内容の割に軽く流されすぎですし、マニーの優しさやジョージの父チャールズの卑怯さも流されすぎです。
極端な事をいってしまえば、キャラの配置をみればどう考えてもリサとジョージが最終的にくっつくのはわかりきってるわけですから、その過程を観客は見に来ているわけです。それが普通に仲良くなって普通にくっつくのって、映画として1,800円払ってどうなんだろうっていうのはちょっとあります。最後にでてくるジョージが選択しなければいけない問題も、常識的にも家族愛的にもどうかと思う悩みなのでいまいち感情移入できませんでした。
リース・ウィザースプーンは可愛いですし、ポール・ラッドの困り顔もオーウェン・ウィルソンの間の抜けた顔も最高です。その分、ちょっと勿体ないかなと思います。
とはいえ良い湯加減の作品ですので、カップルで適当に時間をつぶすには最適だと思います。

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