REDLINE

REDLINE

今日の2本目は

「REDLINE」です。

評価:(20/100点) – 頑張ったのは分かるけど、、、。


【あらすじ】

宇宙を巻き込んだ超人気グランプリ・カーレース「RED LINE」。その予選最終戦「YELLOW LINE」でJPは愛機・トランザムを駆使して優勝を狙っていた。しかし最終の直線にトップで入ったトランザムは、ターボエンジンの酷使により車体が瓦解してしまい、優勝をソノシー・マクラーレンに奪われてしまう。車体はバラバラになり自身も大怪我を負ったJPだったが、入院先の病院で突如決勝戦への補欠出場が告げられる。決勝戦「RED LINE」の舞台はTV視聴者によりロボワールドに決定した。しかしロボワールドは軍事政権の荒廃した国家で、「RED LINE」の受け入れを拒否する、、、、。

【三幕構成】

第1幕 -> YELLOW LINE。
 ※第1ターニングポイント -> JPの補欠出場が決定する。
第2幕 -> JPとソノシー。
 ※第2ターニングポイント -> RED LINEがスタートする。
第3幕 -> RED LINE。


[スポンサーリンク]

【感想】

本日の二本目は「RED LINE」です。木村拓哉と蒼井優をメインに起用して一般受けをアピールしていましたが、観客は非常に少なく、しかも一人で見に来ているアニメオタク風の客しかいませんでした。完全に芸能人起用が失敗しています。
本作は制作7年をかけており文化庁の助成金まで出ています。所謂「輸出産業としてのアニメ」を狙って作られた意欲作です。その割にというとあれですが、キャラクターデザインはもろにアメコミ調ですし、影を黒ベタでつぶしたりするのもアメコミの特徴です。
こういったレースもののアニメ作品は過去にも相当数あります。ただ、直接的に連想されるのは近年の「マッハGoGoGo」実写版とゲームの「マリオカート」です。
本作には話の軸が二本あります。一つは「REDLINE」のレースとそれに伴うJPとソノシーのロマンスで、もう一つはREDLINE運営委員会とロボワールド政府の対決です。実際に見てみると、本作は実は後者のボリュームが大きくなってしまっています。話としては「かつて一目惚れした少女に再会した純情男の奮起」が軸になっていますが、こちらのボリュームと積み重ねが圧倒的に足りません。一応、JPとソノシーが決定的にくっつくシーンが一目惚れの回想と同じ構図になっていたり丁寧に作ってはいますが、サイドストーリーのはずのロボワールド政治がらみが五月蠅すぎて全然集中出来ません。
実は本作で一番がっかりする部分というのはまさにメインであるべきレース部分です。つまり、せっかくの「カーレース・アニメ」なのに「カーレース」自体になんの説得力もカタルシスも無いんです。みんな怖い顔して「うぉ~~~!!!!!!」とか唸ってるだけで、テクニカルな描写が一切出てきません。カーレースっていうよりも「しかめっつら根性大会」です。だから、何故JPが速いのかという一番重要な部分が抜けているんです。もちろん特殊エンジンの描写等はありますが、でもそれは鉄仁だって似たようなものなわけで決定打にはなりません。もちろん動画の「溜め」だけは効果的に使っていますから、見ていて手に力が入るのは間違いないです。ただ、本作にはそれしかありません。ダサい絵面と繰り返される「車体が伸びるほどの溜め」を使った根性描写だけです。
純粋にアニメの動画という意味では本当にすばらしく高レベルだとは思いますが、作品としては非常に低空飛行です。また、せっかくの動画もカット割りが細かすぎるため、空間把握(位置関係の想像)がとても困難です。イマジナリーラインもじゃんじゃん越えてきますw
ということで、動画の技術論が大好きな方にはうってつけの教材ですが、映画としてはかなりどうかと思う出来でした。
余談ですが、業界にいますとマッドハウスのヤバい話は結構頻繁に聞こえてきます。20点は頑張って欲しいなという個人的な思いを入れてのご祝儀点ですw

[スポンサーリンク]

記事の評価

トラックバック用URL:

https://qbei-cinefun.com/redline/trackback/

REDLINE」への1件のフィードバック

  1. 普段煙草を吸わない人が煙草のレビューをしたような記事ですね!
    もう少し目の前の映像を難しく考えずに見たほうがいいですよ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です