本日の二本目は
「アイアンマン2」です。
評価:
– 来るぞ!!! 遂にアベンジャーズが来るぞ!!!!!【あらすじ】
巨大軍需企業・スターク・インダストリーの社長トニー・スタークは心臓に刺さったミサイルの破片を引きつけるために胸に「アーク・リアクター」を装着している。そしてそのアークリアクターを動力として利用するパワードスーツを開発し「アイアンマン」へと変身する。
ある日、モナコでF1レースに出場したトニーは、同型のパワードスーツを着たアイヴァン・ヴァンコに襲撃される。その場で逮捕されたアイヴァンだったが、スターク・インダストリーのライバル会社・ハマーインダストリーのジャスティン・ハマーの手によって脱獄、新型パワードスーツの開発要員として雇われてしまう。
果たしてアイヴァンとハマーのコンビを前に、トニーは生き残ることが出来るのか、、、。
【三幕構成】
第1幕 -> 上院軍事委員会 への召還とナタリーの登用。
※第1ターニングポイント -> ウィップラッシュの襲撃。
第2幕 -> ハマーの策略とローディのアイアンマンMk2.
※第2ターニングポイント -> スタークエキスポでのハマーインダストリーのプレゼン
第3幕 -> ウィップラッシュvsアイアンマン
【感想】
今日の2本目はアイアンマン2です。ご存じロバート・ダウニーJrの大復活作にしてハイクオリティなアメコミ・ヒーロー映画を創造した前作に引き続いて、今作でも金持ちでイケメンで天才だけど子供っぽい、物理工学オタクの完璧超人トニー・スタークが大暴れします。
相変わらず保護者であり恋人未満な甘酢の対象として、究極秘書ペッパーも登場します。そして敵役は完全にレスラーのまんまのミッキー・ローク、アベンジャーズのリーダーもやった恋人・ブラックウィドーにスカーレット・ヨハンソン。もう美男美女+むさいオッサンの完璧超人達が所狭しと大暴れします。
話の内容は至ってシンプル。逆恨みする男とライバルの嫌なヤツが突っかかってくるだけですw。でもそこは我らのトニー・スターク。苦戦するかとおもいきや朝飯前でサクっと倒してしまいます。あまりにウィップラッシュが弱すぎて全然話にならないんですが、それはそれw。ちゃんと前作で「next time」とネタフリしていたローディのウォーマシーン化もあり、そして前作同様のD.I.Yシーンも健在で、前作以上にアップテンポなキャラクターものに仕上がっています。ごちゃごちゃ言うのもヤボな程、とにかくエンターテイメント映画としては無類の面白さで釘付けにしてくれます。
でもね、100点付けたのはそれだけが要因じゃないのですね。それはね、、、、、
アベンジャーズキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
Wooooooooooooooo!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アベンジャーズついにキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!キタキタキタキタ
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すみません。つい取り乱しました。
アベンジャーズが来たんですよ。前作ではエンドロールの後にニック・フューリーが20秒ぐらい顔を見せただけだったんですが、遂に本編に堂々と出てきます。っていうか今回は、S.H.I.E.L.D.の作品に占める割合がかなり高くなっています。
一応知らない人のために説明しますと、アメリカにはアメコミの2大ブランドとして「DCコミックス」と「マーベルコミック」があります。1960年に「DCコミックス」が、バットマンやスーパーマンやフラッシュ等のスーパーヒーローを全部合わせたオールスターごちゃ混ぜコミックを「ジャスティス・リーグ」という名前で始めました。これに対抗して1963年にマーベルも同様の企画ものを始めます。これが「アベンジャーズ」です。「アイアンマン」と「キャプテン・アメリカ」と「雷神ソー」が中心で結成されまして、その中でも特にアイアンマンの世界が中心となっています。要は水島新司の「大甲子園」のノリです。スーパーヒーロー全員集合の夢の企画で、映画化の噂は前から絶えませんでした。このアベンジャーズの作中でヒーロー達が所属する”大ヒーロー本部”が「S.H.I.E.L.D.」です。そして長官のニック・フューリーがすべてのヒーローをまとめ上げるカリスマ・司令官なんです。
本作「アイアンマン2」では、特に後半以降に完全に「S.H.I.E.L.D.」の話になります。劇中ではあんまり説明がないんですが、これってフューリー長官がヒーロー達をスカウトしてる最中にトニー・スタークの所に寄ってるんですね。そしてトニーが地下にハドロン衝突型加速器を作っている時に高さ調整するのに使うオブジェクトが「キャプテン・アメリカ」のトレードマークである星マークの入った盾です。そしてエンディングの最後には雷神ソーのムジョルニア(ハンマー)が映ります。さらにトニーは「S.H.I.E.L.D.」と顧問契約の話までします。ということは、、、、いよいよ来てしまうんですよ。大ヒーロー祭りが!!!!!
YES!!!!!! Yeeeehhhhhsssssss!!!!!!!!!!
WOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すみません。つい取り乱しました。
近年に映画化されたマーベル作品というと、「X-MEN」「スパイダーマン」「インクレディブル・ハルク」があります。これに来年公開の「ソー(2011年5月6日公開)」「キャプテン・アメリカ(2011年7月11日公開)」が混ざるわけで、完璧にアベンジャーズ+アルティメッツの布陣になります。よっしゃーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
【まとめ】
興奮しすぎて作品について全然書けてないですが、それほどまでにこの作品は大事件です。「スパイダーマン2」に匹敵するかもしれないぐらい、アメコミ映画化作品のクラシックになり得る作品だと思います。もうね、スカーレット・ヨハンソンの素敵かつフェティッシュすぎる演技を見られただけでも大満足ですよ。結局本作に出てくるのは全員が究極超人なので、それだけでおなか一杯です。
オススメです!!!!。 ファミリーでもデートでも見られますので、超・超・お勧めです!!!!
告白とヒーローショーのレビューを見ようと思って訪れたら、このテンションの高さに思わずコメントしてしまいました。
インクレディブル・ハルク以降のマーヴェル映画は全部同じ世界観ということなんでしょうけど、「パニッシャー」と「ウルヴァリン:ZERO」はどうする気なんでしょうかね。
ハルクはしっかり前作を無かった事にしてたのに、ウルヴァリンに関してはそのままっぽいですよね。
サイクやフェニックスは死んじゃったのにどうするつもり?
っと、思ったらとりあえずはアベンジャーズだけは絡ませるって感じみたいですね。
個人的にはファンタスティック4が市民から人気なのにX-MENは超不人気という意味わからない世界観を何とかして映画で見たい。