木曜日はもうすぐ公開終了で滑り込み!
「デビルクエスト(原題:Season of the Witch)」を見ました。
評価:
– ニコラス兄貴、相変わらず良い湯加減です!!!【あらすじ】
時は14世紀。十字軍の歴戦の勇者ベイマンと相方のフェルソンは、神の名の元に女子供を殺すことに嫌気がさして脱走する。
それから2ヶ月。故郷のドイツを目指して旅をする途中、彼らはとある城下町による。そこではペストが蔓延しており、人口の3分の2が命をおとしていた。ひょんなことから脱走兵として捕まってしまった2人は、罪を消すのと引き換えにペストを起こしたとされる魔女の護送を依頼される。こうして神父と道案内役の詐欺師と騎士を加えた5人の珍道中が始まった、、、。
【三幕構成】
第一幕 -> 十字軍での活躍と脱走。
※第1ターニングポイント -> 魔女の護送の依頼を受ける。
第二幕 -> 教会への旅
※第2ターニングポイント -> 教会につき、女の正体が明らかになる。
第三幕 -> 決戦。
【感想】
先週の木曜日は角川シネマ有楽町で「デビルクエスト」を見て来ました。平日の昼間ですし公開後一ヶ月たっていますが、意外と観客が入っていました。とはいえ明らかにサラリーマンな方が多く、外回り中にサボって涼みに来てるだけじゃないかという気もしましたw
アメリカではボロカスに酷評されてすでに無かったことになっている本作ですが、私は全面的に擁護します。だって、ニコラス兄貴がフサフサで悪魔をぶち殺しまくるなんて、最高じゃないですか!
だって中世オカルトファンタジーって楽しいじゃん。
本作は「魔女を護送するうちに段々価値観がゆらいでくるかも、、、」みたいな所をサスペンスで見せてきます。冒頭からしていきなり魔女狩りのいや~なシーンを見せつつも「え!本当の魔女かよ!!」という転換でどっきりさせてきます。この冒頭5分のシーンで、この作品の世界には魔女が実際にいるんだというのをハッキリと見せてくるんです。ところが、メインストーリーがはじまると、やっぱり魔女だって言われている女の子は明らかに聖職者に虐待を受けていて、そしてどっからどうみても可哀想なわけです。それが話しが進むうちに段々と違和感を感じるようになってきて、遂には、、、、というあたりから、本作は怒涛の大スペクタル・オカルト・アクションになって行きます。「おまえ、最初から一人で行けよ。」みたいな根本的なツッコミだったり、「そもそも聖水ぐらい城にもあるだろ」みたいなツッコミを吹き飛ばすほど、ワクワク楽しい大カルトアクションにテンション最高潮です!!!暑さで頭がヤラれてるだけという話しもありますが(苦笑)
だって、中世ヨーロッパを舞台にするだけでプラス30点でしょ。そんでもって悪魔だ魔女だゾンビだで、これまた20点プラスでしょ。さらにはアクション要素で20点。ほら、これだけで70点じゃん。そんでもってストーリーの5点を足せば、ほら75点。良作!!!!
【まとめ】
多くを期待して行くのはやめたほうが良いですが、オカルトアクションとしては十分に及第点だと思います。フサフサなニコラス兄貴が髪を振り乱して悪魔やゾンビをぶちのめして行くんですよ!!! ほら、見たくなってきたでしょう? テンション上がってきたでしょう!! 男の子なら当たり前!! オススメです!!!
デビルクエスト/ニコラス・ケイジ&ロン・パールマン&クリストファー・リー無駄遣いファンタジー映画
デビルクエストSEASON OF THE WITCH/監督:ドミニク・セナ/2011年/アメリカ
ださい邦題に見合った内容です。
「カリフォルニア」「60セカンズ」「ソードフィッシュ」「ホワイトアウト」のドミニク・セナ監督最新作です。どれも見ていないんですよね…。
「デビル?…
この映画、興味があるけど評判最悪。
見るべきか否か迷っていたけど、見ましょう。
それにしても、ニコラス・ケージはガンガン映画に出まくっていますな。
ミソもクソも一緒の感があるけど、頼もしいと言うべきか、すこし選んだ方が良いと忠告すべきか。