交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10000mの頭脳戦

交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10000mの頭脳戦

木曜日、「交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10000mの頭脳戦」を観てきてました。

評価:(5/100点) – 交渉しない交渉人とアクションのできないアクション・スター


【あらすじ】

宇佐木玲子は警視庁徳署捜査班の交渉人である。ある日スーパーの立てこもり事件で交渉に臨んだ宇佐木は、主犯・御堂啓一郎を逮捕するも共犯者を一名逃してしまう。その後羽田空港で見かけた元人質の木元祐介が気になり、急遽彼の搭乗機に飛び乗ってしまう。彼女の読み通り、木元はハイジャックを行った、、、。

【三幕構成】

第1幕 -> 立てこもり事件。
 ※第1ターニングポイント ->宇佐木の乗った飛行機がハイジャックされる。
第2幕 -> 飛行機の上でのやりとり
 ※第2ターニングポイント ->御堂が射殺される。
第3幕 -> 解決編


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【感想】

先日のブログではハルヒの後と書いたのですが、ハルヒが面白くてその後見た映画を忘れそうなので先に書いてしまおうと思います。一作目は木曜に見ました「交渉人 THE MOVIE」です。テレ朝ドラマの番外編ということですが、相変わらずテレビを一切見ない私は完全初見です。で、またこれがとにかく酷い酷い。な~んにも考えてないんじゃないかと思うほどのストーリー展開と、気持ち悪いくらい前面に出てくる政治思想。そしてそれらを腕っ節で解決しようとする強引な展開。
こういってはなんですが、昨年のアマルフィと勝負できるほどの珍作です。あの~そんな所でまでフジテレビとテレ朝でやり合わなくて良いんですが(笑
とにかく何が酷いって言ってもストーリー運びです。
これはもう順を追ってツッコミ入れるしかないので、沈まぬ太陽の時と同様にストーリーをほぼ全部書きます(笑
なので、ネタバレが嫌な方は今すぐブラウザを閉じて映画館へ駆け込んでください!!!

お話しの展開

まず冒頭、ショッピングモールでの立てこもり事件が描かれます。犯人は3人、主犯の津川雅彦とポイズン反町と雑魚一名です。
ショッピングモールにたった3人で立てこもってるのに警察が防犯カメラを見れてないとか、周りを警官で取り囲んでるのに野次馬だらけで何故かテレ朝の中継車だけが唯一のマスコミで独占生中継とか(笑)。まぁいきなり酷いんですが、そこで津川が全共闘的なアジテーションを行います。曰く、「全部社会が悪い(笑)!」「頑張っている人が正当に評価される時代にしてみせる!(笑)」。共産党と社民党のポスターに普通に書いてあるキャッチコピーですが、これに林遣都がビビっと反応します。いや~青いね、青い。
そして暴走する雑魚一名。人質一人を盾に何故か警官の前に姿を現します。津川に窘められ引っ込むものの即粛正。これがいわゆる内ゲバですな。
銃声を聞いて突然強行突入を決めるSATも失笑ものですが、それ以上に失笑なのはショーガラスも吹っ飛ぶ程の大爆発なのに人質全員が無傷で飛び出してくるところ(笑)。
おまえら元気ですね。っていうか無傷って、、、。こいつらガムテープで目隠し&手縛りされてたんですが、どうしたんでしょう?
犯人グループはこの時点で津川とポイズンだけなので、順番にガムテープ外していったら数の論理で犯人側が負けちゃいます。多分魔法を使って一瞬で全員のガムテープを蒸発させたんでしょう(笑)。
さらに何故か人質に紛れ込んでパトカーに乗り込むポイズン。一人だけ口にガムテープの跡ないし人質名簿に無いんだから即逮捕でしょ(笑)。作り手から「警察なんてこんなもんでしょ」という侮りがビンビン伝わってきます。
その後、身柄を拘束されて外に連れ出される津川、、、、と思いきや拘束してねぇ~~~!!!(笑)。
周りから銃を突きつけられてるだけの津川が悠然と登場(失笑)。そんなわけあるか!!!津川が爆弾でもポケットに持ってたらどうすんだよ。銃奪われて暴れるかもしれないだろ!!!拘束しろ拘束。手錠はめとけ!
さらには何故か木元が近寄って会話。おまえそんなことしたら当然共犯者と疑われるぞ。っていうか喋らすなよ周りの警官!!!アホか!!!
華麗な捨て台詞を残す津川のシーンでこのシークエンスは終わります。ここまで開始約10分弱。すでに疲労困憊な私(笑)。
さてシークエンスが変わって、いきなり狭いアパートでシャツ一丁の林遣都とカップ麺をすする川野直樹が登場します。テレビには先日の事件。プラスで壊れたクーラー。おそらくこれがテレ朝的な社会の底辺描写です(笑)。まぁ年収1,000万越えのテレビマンや広告代理店が考える社会の底辺なんてこんなもんですよ。僕には普通の貧乏学生のルームシェアに見えますが(失笑)。
さらに変わって米倉と筧の乳繰り合いがあって(中略)、飛行機に乗り込む米倉。まずおまえチケットカウンターで警察手帳を見せただけで飛行機に乱入できるわけないだろ!
搭乗者名簿に載ってないという描写が出てくるので、その場でチケットを発行してもらってすらいない(笑)。しかも知ってる奴を見かけただけで押し入る無茶苦茶さ。ご都合主義って言うか強引すぎです。そして見事に筧の隣に偶然着席。思惑通りハイジャク発生。やったね!!!
ってまず、少なくとも二丁は拳銃を持ち込まれてるのね、この作品。あのね、、、世の中には手荷物検査っていうのがあってね、、、銃を分解っていったって細かい鉄板にまでバラせる訳じゃなくてね、、、ネジならともかく、銃口とかグリップとかは絶対に手荷物検査で引っかかるのよね、、、、。木元兄弟が使う拳銃は便所から降りた貨物室に仕込んであるようですが、もう何がなにやら???この脚本家ふざけてるんでしょうか???
コックピットが制圧され副操縦士が撃たれますが、ちょっと待て!!! 操縦室で銃をぶっ放すとか正気の沙汰とは思えません!!!しかも至近距離からの発砲(笑)
弾が貫通して計器を壊したら即墜落だし、ガラスが割れでもしたら気圧差で酸欠になってパイロット窒息→墜落ですよ。飛行機内で発砲するってのは自殺に等しいんです。絶対にやりません。ハイジャックするなら刃物の凶器が必須です。
ここからは怒濤の展開で雲の上での米倉涼子ワンマンライブが始まります。衛星携帯が欲しくてコスプレして操縦席に向かう米倉ですが、まず制服手に入れて着替えている間中も犯人に気付かれないというスニーキング能力の高さ。これならポイズンと木元ブラザーズを実力で制圧した方が早いのでは?
さらに便所に隠れて衛星携帯で地上とコンタクトをとるんですが、米倉さん声出し過ぎ(笑)。飛行機の便所のドアなんて薄いですよ。木元もドンドン扉を叩く前に耳をつけろ!!!ようやっと米倉のアクションが入りまして、機内ではポイズンがネズミ(笑)の存在に気付きます。ネズミってセンスもどうかと思いますが、ここでもやっぱり発砲があってついに米倉とフェイストゥフェイスが実現します。ところがここで第4の男が登場!!!政府がついに犯人の要求を飲んで・御堂啓一郎釈放→射殺のコンボが決まったあと、木元ブラザーズ兄が殺され、ポイズンがエスケープして、なんだかんだがあって米倉がついに操縦桿を握ります!!!
キタ━━━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━━━!!!!
もはや無茶苦茶です。ここまで交渉要素ゼロ。あれ?タイトルって「交渉人 THE MOVIE」だったんじゃなかっt(以下略
もうなんか色々あるんで良くわかんないんですが万能なんですよ米倉さんは!!! 目をずっと見開いてるしアイシャドウが濃すぎて気持ち悪いですが、でも万能なんです。

【まとめ】

面倒くさくなって中盤以降投げやりにしましたが、なんせ酷いんですよ。怖い物見たさで行くのは良いですが、私からアドバイスがあるとすれば「やめた方が良いですよ」ってことです。止めはしませんが1,000円でももったいないです。あとこれだけは書かねばならないでしょう。本作で伝わってくる政治主張です。
 一つ、政治家は皆腐っておる!!!特にアメリカのシンパは最低だ!!!
 一つ、若者にフリーターが多いのは社会が悪い!!!格差社会だ!!!
 一つ、警官なんて皆適当だ!!!テロリストのが格好良いぞ!!!
 一つ、マーク・チャップマンは国に守られている!!!
どうかしてるぜ、、、全く。

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