ファースター 怒りの銃弾

ファースター 怒りの銃弾

土曜は

ザ・ロックの新作「ファースター 怒りの銃弾」を見てきました。

評価:(55/100点) – 遂にロック様がセガール化!!!


【あらすじ】

ドライバーは10年の服役を経てシャバに戻ってきた。彼はその足ですぐにオフィスに入り込み男を1人殺す。彼は10年前に男達にハメられて兄を殺されたのだ。情報屋から手に入れた復讐対象のリストは5人。彼はリストの人間達の皆殺しを狙う、、、。


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【感想】

土曜日は一本、ドゥエイン”ザ・ロック”ジョンソンの最新作「ファースター 怒りの銃弾」です。初日でしたがあんまりお客さんが入っていませんでした。まったく納得出来ません、、、だってピープルズ・チャンピオンの新作を見に行かないって、、、おかしいでしょ!?

レッスルマニア前のWWE RAWにロック様が登場したとき、あまりのパンプっぷりに「ついにロック様がプロレス復帰か!!!!」と大興奮だったのですが、蓋を開けたらただ単にこの映画のために体を作っただけだったという、、、大変残念な結果になっていますorz

※余談ですがロック様は来年のレッスルマニアでジョン・シナに引導を渡しに復帰するそうなので、こちらは超期待が持てます。WWEの歴史とロック様とジョン・シナについて書き始めると2万字あっても足りないのでそれは別の機会にとっておきますw

俳優としてのロック様

さて、本題に行きましょう。俳優としてのドゥエイン・ジョンソンのもっとも大きな特徴は「優しくてユーモア溢れる力持ち」という大ベビーフェイスなキャラクターにあります。プロレスラーとの二足の草鞋を履いていた初期こそ肉体系アクション俳優として使われていましたが、「ポリス・バカデミー(2007)」以降は典型的な「良いお兄ちゃん」のキャラクターが板に付いていました。プロレスラー時代からユーモアあふれる下ネタ・スラングをふんだんに使用したスキットが大人気でしたが、それが俳優としても生かせるようになって、本当に希有なファミリー映画の力持ちなパパ役に抜擢されてきました。

そんな俳優ドゥエイン・ジョンソンが本作では一度も笑顔を見せずに、現役時代も真っ青の筋肉をまとってしかめっ面で怒りにまかせてひたすら仇を追う復讐鬼を演じているわけです。そして一度もピンチを迎えない圧倒的な戦闘力と肉体的説得力を持っています。そんなわけで見ている間中ずっとセガールの影がちらつくわけですw そう、本作のロック様は限りなくセガールっぽいんです。敵に会いさえすれば圧倒的な力でいとも簡単にねじ伏せる。そして圧倒的なドライビング能力で仇のもとにあっという間に着きますw 100分の映画ですが、まるで30分に感じられるほど淡々とあっさりとスピーディーに敵を粉砕していきますw

ストーリーについて

本作には一応3つのストーリーがあります。1つは主人公”ドライバー”の復讐劇。1つは幼いころ足が不自由だったコンプレックスで超ハイレベルな完璧主義者になった”キラー”が”ドライバー”にコンプレックスを刺激されアイデンティティ・クライシスになる話し。最後に麻薬中毒で定年間近の”コップ”と家族の物語。この3つが最後の最後でクロスする、、、とこれではまるで昨年の「クロッシング(2010)」っぽいプロットなんですが、テイストはまったく違います。本作の主人公以外の2つの物語はあくまでも添え物的なもので、あんまり意味も内容もありませんw なんとなく「ザ・ロックが仇をぶっ殺しまくる」というだけだと企画が通らないので取って付けたような雰囲気がありますw

【まとめ】

とまぁ話しはあってないようなものなので、後はロック様の筋肉と時折見せるジェントルメンな部分でニヤニヤするだけの純然たるアイドル映画ですw なんの問題もありません。とりあえずテンションは上がりますので、ポップコーンを食べながらドクター・ペッパーをぐいっと飲むには最適な映画です。もちろん、本作を見ればロック様の肉体美にあなたもメロメロ間違いなし!!! オススメです!!!!!

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