ロシアン・ルーレット

ロシアン・ルーレット

今日は休みで2本みました。最初は

ロシアン・ルーレット(原題:13)」です。

評価:(40/100点) – 絵面のインパクト勝負。


【あらすじ】

ヴィンスは大怪我をした父親の治療費を捻出するため、家を担保に借金をする。しかしヴィンスはまだ見習いの電気技師で収入もロクにない。
ある日、ヴィンスは仕事先で儲け話を立ち聞きする。家主がオーバードーズで死んだすきに手紙を盗んだ彼は、その手紙の指示に従い秘密のゲーム会場へと向かう、、、。


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【感想】

本日の1本目は「ロシアン・ルーレット(原題:13)」です。2005年のフランス映画「13 Tzameti」のリメイクですが、私はオリジナル版は未見です。平日な上に公開から1週間経っていますので、お客さんは1桁でした。
本作はお金がどうしても欲しい青年が殺人ゲームに巻き込まれるというよくあるソリッド・シチュエーション・スリラーです。ただ、ゲームシーンの絵面はかなり面白いのですが、ゲームが100%運のみで決まってしまうためいわゆるゲーム性がまったくありません。ゲーム性が無いため、あんまりハラハラドキドキもしませんし、主人公が成長することもありません。巻き込まれ型のスリラーで、ひたすら主人公はオロオロとするだけです。そしてついに日常に帰ろうというまさにそのとき、、、、という所がちょっとホステルっぽい雰囲気もありつつ良い感じになっています。
(オリジナル版を見ていないのでなんとも言えないのですが、)どうも絵面の面白さが先行してしまったようで、せっかくジェイソン・ステイサムやミッキー・ロークをキャスティングしているのにあんまりキャラクターが立っていません。フォーマット自体はおもいっきりジャンルムービーですが、そんなにテンションが上がることなくなんとな~く気がついたら終わってましたw
追ってる警察もすごい適当ですし、ゲームの主催者側の監視もザルそのものです。参加者はみな従順でイレギュラーなこともまったくおきません。良くも悪くも安心して見られるB級映画でした。スリラーなので安心して見られちゃだめなんですけどねw
アクションなしのジェイソン・ステイサムは貴重なので彼のファンならば見ておいて損は無いと思いますが、あんまり一般にオススメできる内容ではありません。あんまり語りたくなるような映画でもないので、今回はさらっとこの辺で。

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記事の評価