バレンタインデー

バレンタインデー

「涼宮ハルヒの消失」以後に見た映画をまとめて書いていきたいと思います。
面倒なのでイマイチだった映画はサラッと流す方向で(笑


まずは「バレンタインデー」です。

評価:(45/100点) – バレンタインデー特化型デートムービー


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【感想】

これは公開初日に見ました。なんと言いますか、、、決してダメダメではないんですが、詰め込みすぎててすっちゃかめっちゃかになっています。これならオムニバス形式で各エピソード間をすっぱり断絶しても良かったのかなという印象です。15分x8本でスッキリ。
メインとなる花屋を中心として「友達の友達」的な関係の連鎖でキャラが次々と登場してカップル話を繰り広げるのですが、もはや最後の方はギャグかネタ切れかと思うほど強引な関係になっていきます。下手につながっている分おかしな所が目立ってしまってノイズになっています。
とはいえ、本作はタイトルどおり「バレンタインデーに恋人と見に行く」ことだけに特化していると考えれば、決して失敗はしていません。実際、なんとなくセンスのヨサゲに感じる(※実際には一昔前のポップスでちょっとダサいんですが)音楽と、延々と繰り返される痴話げんか・ノロけ合いは雰囲気作りに一役買っています。デートで行った映画が面白くって見入ってしまうようではデートにならないので(笑)、適度につまらないのに雰囲気だけは作ってくれる本作はデートムービーに最適です。DVDの発売後なら、目的なく家で恋人と見るにはベストチョイスでしょう。
でもそれだけ。キャストはとんでもなく豪華なんですが、別に好演している訳でもないですし皆さん適度に力が抜けています。私の大好きなアン・ハサウェイとアシュトン・カッチャーが気が抜けた演技をしているのは日本ではなかなか見られません(笑)。きちんと幅広い恋人達に対応するためにゲイカップルまで出てきますので、その筋の方にも十分にオススメできます。
ということで、カップルでいくなら文句なくオススメ、一人で行くなら俳優ファン限定でオススメです!

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