ジャングル・ブック

ジャングル・ブック

夏休み映画3本目はレイトショーでディズニーの実写映画、

「ジャングル・ブック」を見てきました。

評価:(82/100点) – 最高のアイドル映画


【あらすじ】

人間の子・モーグリはジャングルで育てられた。黒豹のバギーラを師に、狼のラクシャを母親代わりに、狼の群れの中でモーグリは”ジャングルの子”として成長していく。
乾季のある日、ジャングルに平和の岩とオアシスが出現した。ジャングルの掟に従って肉食・草食問わずに仲良く水を飲む平和の泉に、ベンガルドラのシア・カーンも現れる。彼は人間のニオイを察知すると、狼の群れに警告を発する。「人間は必ず殺す。人間を匿うなら狼は多大な犠牲を払うことになるぞ」。狼の群れでの会議の末、モーグリは群れを離れ人間の村へと向かうこととなる、、、。

【三幕構成】

第1幕 -> 平和の泉とシア・カーンの脅し
 ※第1ターニングポイント -> モーグリが人間の村へと向かう
第2幕 -> 人間の村への旅と熊のバルーとの出会い
 ※第2ターニングポイント -> モーグリが狼の群れの現状を知る
第3幕 -> シア・カーンとの対決


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【感想】

さてさて、夏休み映画シリーズの3本目はディズニーの実写、「ジャングル・ブック」です。丸の内ピカデリーのレイト・ショーで見てきました。500キャパぐらいの大箱ですが観客はせいぜい数十人規模で、しかもほとんどが女性の”お一人様”でした。そりゃ男の子はみんなX-MENかな、、、と思いつつ、やっぱり「癒やし」「ほんわか」みたいな雰囲気が出てるからでしょうか(笑)?そして実際見てみるとですね、その雰囲気は当たってます。大正解。本物かと勘違いするほど可愛い動物達が、所狭しと大活躍してとにかく終始ニヤニヤしっぱなしです。めちゃくちゃ楽しい2時間でした。

ディズニーがついに本気だした!

あんまりハッキリ言うのもなんですが(笑)、ディズニーの一連の「クラシックアニメのリメイク/スピンアウト路線」は作品的にはあまり成功しているとは言えません。「アリス・イン・ワンダーランド(2010)」「オズ(2013)」「ウォルト・ディズニーの約束(2013)」「マレフィセント(2014)」「シンデレラ(2015)」「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(2016)」。素晴らしかったのは「メリー・ポピンズ(1964)」制作の裏側を劇化した「ウォルト・ディズニーの約束」ぐらいで、かろうじてまともなのは「シンデレラ」。後は本当に何考えてるんだっていうレベルの出来でした。

近年の長編アニメが名作揃いなのに対して、ディズニーの実写セクションはほぼアベンジャーズ・シリーズに全面依存しているのが現状で、それ以外のファミリー路線はちょっと残念なことになっていました。そんな状況の中、「アイアンマン」シリーズで全幅の信頼を得たジョン・ファブローが満を持してファミリー路線へ投入されたわけで、これは期待しないわけにはいきません。

ジョン・ファブローは”置きにきた”

そんなプレッシャーがかかる場面ですから、ファブローはこれをどう料理するのかと思いきや、、、完全に安全策にでました(笑)。昔のアニメ映画「ジャングル・ブック(1967)」から人種/性差別的に難癖を付けられていた部分を全て修正し、ポリティカル・コレクトネス的にも文句をつけようがない形にまとめて、エンタメ要素を全面に出しています。具体的には、母親代わりのメス狼・ラクシャの登場であったり、モーグリを群れから追い出す描写の緩和、最終的にはジャングルの子として受け入れる描写。私が鈍感すぎるのかもしれませんが、「そこまでやるの!?」ていうくらい猛烈に気を使っています。そうやって話の筋を「人間社会への復帰」から「ジャングルの子として生きる」方向へと変えた結果、そこに残ったのはピュアな意味での”ジャングルの魅力”であり、「動物ちゃんたち最高~~~~!!!」というモフモフ・キュンキュン・キャワワワ要素です(笑)。これはですね、ド鉄板です。動物の可愛さに国境はないですし、もっというとそこに文句のつけようがないですから。相当卑怯なやり方です(笑)。ずるいぞ、ジョン!

ワンちゃんクマちゃんがこの世で一番可愛い説

とにかくですね、何が可愛いって狼とクマちゃんのワンちゃんぽさですよ。肉食動物としてのエグさは一切見せず、この2種は完全に”ファンタジーなアイドル”として画面に登場します。クマのバルーがはちみつを食べる描写はあるのに、いわゆる”肉”は一切食べません。狼たちも狩りをする描写はなく、終始追いかけっこをしています。まるで「わたしアイドルだからウ○コしませ~ん♡」みたいなノリで、動物たちの可愛さだけが抽出され、描かれます。もうね、そんなの二時間も見せられたら無理(笑)。30過ぎたオッサンが映画館でずーっとニヤニヤしながら見ている絵面はさぞハタからみたら危なかったでしょう(笑)。マジでレイト・ショーでよかった、、、。

ストーリーはひたすら無難

細かいストーリーはですね、正直どうでもいいです(笑)。前述のようにポリティカル・コレクトネスを重視した結果、ストーリー自体はわりとありきたりで普通な感じに仕上がってます。平均偏差値50そのもの。褒めるほど上手くもなく、けなすほどアラもなく、動物たちの可愛さを邪魔しない程度の(笑)添え物です。でも、良いんじゃないでしょうか? だって可愛いは正義ですから。

【まとめ】

動物が好きなひとは絶対見たほうがいいです。特に犬が好きな人。これは義務です。ぜひ映画館で可愛さに悶ましょう(笑)。ただし一点だけ注意があります。大人が一人で見に行くなら、絶対レイト・ショーです。断言しますが、ツボにハマって終始ニヤニヤしている大人は完全に不審者です(笑)。昼の回は避け、是非、空いてそうな夜の劇場でニヤつきましょう。超オススメです!

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