レポゼッション・メン

レポゼッション・メン

2本目は

「レポゼッション・メン」です。

評価:(65/100点) – フィリップ・K・ディック風の未来世紀ブラジル


【あらすじ】

2025年、人々はユニオン社の人工臓器によって、もはや臓器移植の順番待ちをする必要がなくなっていた。その一方で、ユニオン社は高額な人工臓器をローンで購入させ、返済を滞納した者から、回収人(レポ・メン)を使って人工臓器の没収をしていた。
ユニオンに務めるやり手回収人のレミーは、ある日回収の途中で除細動器が暴発し心臓を焼き切られてしまう。目覚めたレミーにはユニオン社の人工心臓を移植する以外生きる道が残されていなかった。人工臓器を使う側になって初めて、レミーは回収人の仕事が人殺しであると気付き、足を洗おうとする。しかし、人工心臓のローンが払えずに回収人に負われる立場となってしまう、、、。

【三幕構成】

第1幕 -> レミーの回収
 ※第1ターニングポイント -> レミーが人工心臓を移植する。
第2幕 -> 追われるレミー
 ※第2ターニングポイント -> レミーがジェイクに襲撃される。
第3幕 -> ユニオン社本部への潜入


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【感想】

今日の2本目は「レポゼッション・メン」です。近未来を舞台に、ある企業のプロフェッショナルが自ら企業と対立する立場になって結局は、、、というそのまんまフィリップ・K・ディックが書きそうなディストピアSFの小品です。
この手のプロフェッショナルがアイデンティティクライシスを起こす話は、SFでは定番中の定番です。そんでもってミステリアスな美女と出会って協力関係になるのもお約束です。余談ですが、この美女・ベス役のアリシー・ブラガは先週見たザ・プレデターズでもヒロインを好演しており、アクションSFでは今後大いに活躍が期待される女優さんです。是非名前を覚えておきましょう。
なんかあんまり詳しく書くとネタバレになりそうなんですが、要は「未来世紀ブラジル」のオリジナル版と話は一緒です。主要登場人物はわずかに4人だけですし、別に凝った話でもありません。ただ、いまさら感よりは「未来世紀ブラジル」をポップに焼き直した佳作という印象です。決して手放しで褒められる作品ではないですしオリジナリティもありませんが、ジャンルムービーとしてはかなり上手く纏まっていると思います。あとはジュード・ロウvsサラリーマン軍団という爆笑必至の名アクションシーンを楽しむだけの映画ですw
特に後半は話が適当過ぎてアラが目立つんですが、それもわざとで済ませられる都合の良いオチが待っていますので、腑に落ちないものの諦めがつきます。
決して一般受けするような作品ではありませんが、SF好きならとりあえず押さえておいて損はない作品でした。でもレンタルDVDで十分な気もしますw

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