THEO vs ウェルスナビ (2017/11/28) ~そしてリストラクチャーへ

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はじめに

おはこんばんにちは。きゅうべいです。
さて運用をはじめてから約1年になりましたTHEO。当初の想定どおりアクティブに動かすTHEOはウェルスナビに比べて分が悪く、正直あまり有意義なものとは言えない状態にありました。解約しちゃおうかとも思ったんですがなんとか活かす道を探った結果、THEOの「資産運用方針」をドラスティックに変えることにしました。具体的には、今後株式100%の完全なアクティブFoFとして扱います(笑)。


そんなわけで、従来のアセットバランスファンドとしてのTHEOとウェルスナビとの単純比較は本日で最後になります。今後もパフォーマンス比較はやりたいですが、ポートフォリオや思想がロボアド運営側の意図と違くなると思いますので、あんまり有意なデータとはいえなくなると思います。

THEO(テオ) お金のデザイン社

投資金額:10万円
現在価格:10万6766円  +6.77%
(1ドル=111.1円換算)



※THEOはweb画面への反映に中一日かかるため、スクリーンショットの情報は1日前のものになります。表中の価格は保有口数より27日夜の終わり値を計算・反映しています。

銘柄名 時価 口数 小計 配分率
米国の中型の成長株 (VOT) $126.74 1 $126.74 14.0%
米国の中型の割安株 (VOE) $107.56 1 $107.56 11.8%
米国の大型の割安株 (VTV) $102.15 1 $102.15 11.2%
アジア太平洋地域の先進国の大型・中型株 (VPL) $72.61 1 $72.61 8.0%
日本株 (EWJ) $59.79 1 $59.79 6.6%
日本を除くアジア太平洋地域の先進国の大型・中型株 (EPP) $47.75 1 $47.75 5.3%
米ドル建ての投資適格の社債 (LQD) $121.12 1 $121.12 13.3%
残存期間7-10年の米国債 (IEF) $106.35 1 $106.35 11.7%
投資適格のモーゲージ証券(VMBS) $52.69 1 $52.69 5.8%
米ドル建てのバンクローン(SRLN) $47.35 1 $47.35 5.2%
農作物の先物(DBA) $19.13 1 $19.13 2.1%
コモディティの先物 (DBC) $16.41 1 $16.41 1.8%
銀(現物) (SLV) $16.10 1 $16.10 1.8%
金(現物) (IAU) $12.44 1 $12.44 1.4%
現金 $52.80 1 $52.80
$960.99 ¥106,766

WealthNavi(ウェルスナビ) ウェルスナビ社

投資金額:55万円
現在価格:59万4,767円  +8.14%
(1ドル=111.1円換算)


※THEOとの比較を公正にするため、為替レートを111.1円にあわせています。その関係でスクリーンショットと下記表内でズレが生じています。

銘柄名 時価 口数 小計 配分率
米国株(VTI) $133.97 14 $1,875.58 35.3%
日欧株(VEA) $44.44 38 $1,688.72 31.8%
新興国株(VWO) $45.13 15 $676.95 12.8%
米国債券(AGG) $109.53 3 $328.59 6.2%
金(GLD) $122.83 4 $491.32 9.3%
不動産(IYR) $82.16 3 $246.48 4.6%
現金 $45.80 1 $45.80
トータル $5,353.44 ¥594,767

雑感

ということでウェルスナビが約1.3%パフォーマンスで上回る結果となりました。私なりにこの要因を単純化してみますと下記のようになるかと思います。

  1. THEOが頻繁に銘柄を入れ替えるため都度譲渡益税がかかり、投資資産が複利で増えるのを妨げていたため
  2. THEOとウェルスナビを比べた時に、リスク選好度が高い場合でもTHEOの方が株式クラスの組み入れ割合が低いため
  3. 広範囲に分散されたVTIと、比較的小範囲に分散するVOT/VOBなどの中型ETFとのパフォーマンス差(※)

※範囲の広さが問題ではなく、大型株・小型株などのカテゴリごとに伸びる時期がばらつくことの影響です。

ちなみに、ロボアド口座を開設して運用をはじめたタイミングがTHEOよりウェルスナビの方が約1ケ月遅くなっていますが、実際に世界の株はこの1ケ月間で上がっていましたので、本来であればTHEOの方が有利でないといけません。

実際に見た目の面白さで言えばTHEOの方が華やかです。いろんなETFを買ってきますし、私もまったく馴染みが無いVPLみたいなものまで組み入れてますからね。ただそれがパフォーマンスに直結するわけではないということです。いま現在は世界的に「株高・債券安」の経済拡大/利上げ局面にありますので、株式組み入れ率が高い方が圧倒的に有利です。以前当ブログでも書きましたがマクロ経済の知識が多少なりともあればいま債券を買う理由はあまりありません。実際になってみないとわかりませんが、このあと利上げが進んでいって最終的にバブルになりそれが弾けて再度金融緩和に向かう次の景気循環タイミング(※7~8年後ぐらいですかね?)になると、今度は「株安・債券高」になってTHEOの方がパフォーマンスが高くなる可能性があります。そういった意味ではロボアドが「アドバイスする」内容の差と思っていただけば良いのかなと思います。

さて、冒頭でも書いたように私はこのあとTHEOを株式100%の完全なアクティブFoFとして扱います。自分のアセットアロケーション上は「世界株」みたいな扱いになるかなと。そうなるとやはりベンチマーク=比較基準は米国最強の広く薄いETF「VT(バンガード・トータル・ワールド・ストック ETF)」になりますね。ということで、次回以降のVSものは「THEO vs VT vs ウェルスナビ」にしようかとボンヤリ考えています。予定は未定ですが(笑)。

余談です。ここまで動きを見てきた個人的な感覚として「THEO vs VT」はTHEOがいい線行くのではないかと思っています。VTは世界全体に広く分散しているため、ボラティリティが低いかわりにリターンはそこまで高くありません。一方のTHEOはVTよりは投資範囲が狭くなるはずですので、よほど変なベータ選択をしなければボラティリティが高くなるかわりにリターンが上がる事が期待できます。あとは銘柄入れ替えの税金問題と圧倒的な信託手数料差をそこで補えるかどうかの勝負かなと。期待しましょう。
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