雑談:I am chicken! (にんげんだもの)

おはこんばんにちは。きゅうべいです。

昨晩は当ブログにあるまじき大真面目なエントリーを書いてしまったので、久々にびっくりするぐらい気が抜けた駄話です(笑)。

「そろそろ世界同時好景気も佳境ではないか」「来年あたりが天井では?」「いやいや2019年にアメリカ経済が転換するでしょ」といろいろな予想が飛び交っています。そんな中、最近私はVTIとVWOを大人買いしました。リバランスの一貫だったんですがなんでいまこのタイミングで、、、的なことも頭をよぎったので、自己暗示として文章化します(笑)。

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私の投資スタイル

大前提として、私の投資戦略はインデックスとファンダメンタルズ派の中間です。

まず金融資産を2:8で現預金とリスクマネーに振り分けます。さらにリスクマネーの中では、7割でインデックス投資を行い、残り3割で個別株を買っています。以前「自己流資産ポートフォリオの組み方」というエントリーで書いたとおり、生活防衛資金/リスク投資金/安定投資金という分け方ですね。

コア:安定投資金

私はこのインデックス投資部分を主として米国ETFで行っており、HDV(高配当株ETF)/VTI(アメリカ株のインデックス)/VWO(新興国インデックス)を使っています。ただ普段の積立を米国ETFで行うと手数料負けしてしまいますので、毎月の積立はインデックス投資信託の「たわら」シリーズを使っています。「たわら」が100万円積めたら、リレー式で米国ETFに変えています。今年のはじめぐらいはこの投資信託部分をロボアドに置き換えようかと思っていたんですが、約一年の比較の結果やはり投資信託の方がリターンが高い(※手数料が安いのが主な要因)のでいまはウェルスナビにも積み立てていません。

サテライト:リスク投資金

一方の個別株についてはいわゆる「逆張り投資」的なものが好きなファンダメンタルズ派です。当ブログでもちょうど年始に「だだ下がり中の日本たばこ産業をNISAで買いました」という話をしましたが、NISAだろうがなんだろうが「業績は良いのに先行きや現状が不安視されていて割安で放置されている」銘柄が大好きです。私が日本マクドナルド株を買ったのは2009年です。ちょうどその時、マクドナルドがサクラを雇って新商品の列を作ってたというゴシップが話題になり、株価が下げたときでした。そのちょっと前にはコナミも買いました。当時PS3やXBOXなどコンシューマゲームの勢いが落ちており、コナミはスポーツクラブ運営で食べていました。一方で、メタルギアソリッドやパワプロやときメモなど、IPを豊富に抱えていましたし、カジノ機材の海外シェアも持っていました。いつかこの資産を活かして復活するはずだと期待して株を購入しました。途中民主党政権下で株価は長いこと低迷していましたが最終的にはどちらももきっちり利益を出してくれており、現在は買値の約3倍になっています。JTが今後どうなるかは分かりません。電子タバコで復活するのか、海外展開をするのか。ただ豊富な内部留保を使って、必ずや新規事業を立ち上げて成功する時がくると思っています。できれば5年以内に復活して欲しいですね、、、NISAで買ってますんで(笑)。幸い下げ幅が-3%程度で収まってますので、ストロングホールド派としてはまったく許容範囲です。

効率的市場仮説 is Bull Sxxt!

とまぁそんなわけで、個別株ガッツリの時点でお察しいただけるとおり、私は「効率的市場仮説」をあまり信じていません。故にインデックス分散投資をベストだと思ったこともありません。かつてジョン・ネフが言ったように、もし市場が効率的ならばバブルや恐慌は起きません。バブルは市場参加者がイケイケのオセオセになることでその企業の実力以上に株が買われて暴騰する現象です。一方の恐慌は政治経済の壊滅的なイベントがトリガーになって市場参加者全員がどんよりして企業の実力以下でも株が叩き売られる現象です。どちらも効率的市場仮説が正しければ起きるはずがありません。なぜならば、バブルや恐慌は絶好の「アービトラージ」=「裁定取引」のチャンスだからであり、もし効率的市場仮説が正しければバブルの兆候では空売り、恐慌の兆候では信用買いが積み上がってすぐに元=効率的状態に戻らないといけないからです。バブルと恐慌が現実に起きており、しかもそれが長引くことがあることこそが効率的市場仮説が仮説でしか無い何よりの証拠です。

しかしその一方で、学問としてマーケットを研究する場合にはこの「効率的市場仮説」はとても重要な意味があります。以前も書きましたが学校の物理で速度を求める時に「ただし空気抵抗や摩擦係数は考慮しないものとする」という注釈が付くのと同じように、市場を研究する際には「ただしすべての情報はただちに株価に織り込まれるものとする」と書いておかないと、摩擦係数ならぬ「情報伝播係数」「大衆心理係数」のようなわけのわからんものまで考慮しないといけなくなって収集がつかなくなります(笑)。直線運動の速度方程式が概ね正しいのと同じように、分散投資によるリスク分散も前提に多少のウソがあるだけで概ね正しいはずです。ですから、少なくともインデックス分散投資が「頭を使わなくても小さなリターンを堅実に得られる」方法であることには賛成です。もし世界経済が今後も発展して行くならば、理論上はインデックス投資ポートフォリオも似たように伸びていくはずです。インフレについていくことは可能でしょう。

I am chicken! (にんげんだもの)

ここで今回のタイトルにつながります。

私のやり方は、言うなれば私自身のチキンなところを反映した結果です。自分の分析に自信があれば個別株100%で十分なはずなのに、そこまでの自信がないから7割をインデックス投資にしてお茶を濁しているわけです。冒頭のVTIとVWOの大人買いというのはまさにこのチキンさの表れで、要は米国の個別株を売ってインデックスETFに乗り換えたんですね。さすがにそろそろ天井っぽいんでクッションで和らげとこうかなと(笑)。具体的には、たばこのアルトリアグループ(MO)を全部売りました。アメリカでは「嗜好品はたばこが廃れてマリファナが伸びる」というトレンドが見えてきたのと、どうもたばこに一段と法規制が入りそうなのがきっかけです。アルトリアグループはiQOSで伸びているんで勿体無い気もするんですが、ここは心を鬼にしてチキンしておきました。プラスで日本株でJTを買っちゃいましたので、なんかタバコ銘柄がカブってるな、、、というのもあります。

そんなわけで、今日もビビリながら分散ポートフォリオを組み、そして爆益を夢見て個別株を買うわけです。チャールズ・エリスも「市場が閃いたときに参加していることが大事」的なことを言っております。そしていつの時代も最後に生き残るのはチキン野郎と相場が決まっております。こんなアンビバレンツもいいもんです。にんげんだもの(笑)。

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